東京の目黒区にあるヨガインストラクター養成スクール「リラヨガ・インスティテュート」の体験説明会へ参加してきました。
リラヨガは、質の良いヨガ講師から本質的にしっかりヨガを教わることができる養成スクールとして評判となっています。
リラヨガの代表でもある、有名ヨガ講師の乳井真介さんが直々に体験説明会をして下さいました。
- リラヨガ養成スクールの内容詳細
- 全米ヨガアライアンス認定(RYT200)の取得について
- 日本統合医学協会認定メディカルヨガインストラクター資格について
- 初心者でも受講可能か?
- 受講費用/受講期間
- 他のスクールとの違い
- インストラクター就職サポート
など、ヨガインストラクター養成スクールへ通う際、特に気になることを聞いてきました。また、リラヨガの説明会はどんな内容で、どんな雰囲気で進んでいくのか?といった流れもお伝えしたいと思います。
まずは、リラヨガ・インスティテュートってどんな所なのか?
インストラクター養成スクールの情報をお伝えします。
リラヨガ・インスティテュートの特徴
リラヨガ・インスティテュートは、2018年末で10周年を迎えたヨガインストラクター養成スクールです。東京都目黒区の学芸大学にあり、代表は乳井真介さんというヨガ業界で有名な方です。
乳井さんは、某大手ヨガスタジオのインストラクター育成を担当されてきたような方で、これまで1,200名を超えるヨガ指導者を輩出しています。
つまり、10年超えのベテランヨガインストラクターである先生の先生に当たるような方、いわば大先生というわけですね。
また、ヨガ雑誌「ヨガジャーナル」や、その他にも多数のヨガ関連メディアの監修を手掛けていたり、ご自身でもヨガ関連の著書やDVDを出版されています。
リラヨガでは、そんな乳井さんからヨガの指導を直接受けることができる事でも評判となっていて、遠方から通うような方も少なくないようです。
リラヨガには、インストラクター養成コースだけではなく一般のヨガレッスンのクラスもあります。ただし普通のヨガスタジオとは少し違い、養成コースで提供している授業内容を一般の人にも楽しめるようアレンジした、リラヨガならではのレッスン内容となっています。
なお、無料説明会に参加すると、一般のヨガレッスンを無料体験することも出来ます。
リラヨガでは、米全ヨガアライアンス認定(RYT200)だけでなく、内閣府認証の特定非営利法人・日本統合医学協会が認定するメディカルヨガインストラクターの資格取得も可能となっています。
リラヨガのインストラクター養成講座内容
ヨガエバンジェリスト・コース
このコースは全米ヨガアライアンスより正式認定を受けており、修了者は全米ヨガアライアンス認定指導者資格(RYT200)を取得することができます。
特徴的なのが、3段階に分かれたステップアップ方式で学んでいける点です。
この3コースを修了することで、全米ヨガアライアンス認定RYT200の資格を取得できます。
3段階に分かれているため、時間や経済的なタイミングを考慮しながらステップアップ方式でコースを受講することができ、働きながらヨガインストラクターを目指す方にも最適です。
また、ヨガの経験が少ない初心者の方、身体が硬い方であっても、高度なヨガの知識と技術を無理なく段階的に修得していくことができます。
メディカルヨガインストラクター養成コース
高齢化・健康長寿社会に伴い、今注目されているのが、このメディカルヨガです。
養成コースの内訳は以下の通りで、日本統合医学協会認定メディカルヨガインストラクターの資格を取得することができます。
- 実技(36時間)
- 講義(24時間)
実技の授業では、通常のアーサナを行うのが難しい高齢者や障碍者、身体が硬い方のためのアーサナの指導法と軽減法を実戦形式で学んでいきます。
講義の授業は、臓器や骨格・免疫機構などの構造と働きについて学習。ヨガによる体への変化を理論的に理解することができます。
医療従事者やその道のプロが解剖学や生理学、心理学やアロマセラピーについてわかりやすく解説していきます。
講義は全てオンライン受講となり、PCやスマホがあればいつでもどこでも受講することができます。
上記以外のコースもあり、詳細はリラヨガの公式HPでも確認できます。
コース選びで悩んでいる場合は、無料説明会でも相談に乗ってもらえますよ!
再受講制度
リラヨガでは、実技・講義どちらの授業も納得するまで何度でも無料で再受講が可能となっています。
形だけではなく、しっかり知識を付けて欲しいというリラヨガの育成精神が伝わってくるサポート体制ですね。
少人数制
リラヨガのインストラクター養成コースは定員を16名までとしています。*
講師の目が生徒一人一人に十分行き届く少人数制で行われます。
この人数なら、その場ですぐに質問ができますし、講師によるフォローアップが可能なので、コースについていけなくなることを心配する必要がありません。
*定員数はコースによって変わることがあります。
フォローアップ体制
リラヨガでは、全米ヨガアライアンス認定資格の取得後も、継続的にヨガの指導力を向上させていくため、様々なサポート講座を開催しています。
また、リラヨガ会員限定のコミュニティへの参加や、一般レッスンやワークショップなどを特別割引価格で受講できるようになります。
資格を取得しただけで終わりではなく、こうした卒業後のフォローアップにより、孤独に陥ることなく成長し続けられる環境が整っています。
リラヨガのカリキュラム内容
リラヨガでは、ヨガに必要な6大要素をすべて深くバランスよく学べる独自のカリキュラムに沿ってトレーニングを行います。
ヨガに必要な6大要素
また、ヨガアドバンス・コースでは、ヨガとの繋がりも深いアーユルヴェーダについても学びます。
リラヨガでは、これだけ様々なことを学ぶにもかかわらず、各要素をしっかり深く学べるようになっています。
特に力を入れている項目は?
リラヨガでは上記の6項目全てしっかり学べるようなカリキュラムとなっていますが、特に力を入れているのは解剖学だそうです。
さすが、数少ない日本統合医学協会認定のメディカルヨガインストラクター資格が取得できるスクールなだけあってか、実際に理学療法の現場で使われている方法を学ぶことが出来ます。
解剖学の知識を会得することで、怪我をせず正しい指導ができるインストラクターになることが出来ます。
実は、怪我経験のあるヨガインストラクターって凄く多いのですが、これは解剖学の知識がしっかり身に付いていなかったために起こるって事ですね。
ボリュームがありすぎて不安?
このように、リラヨガで学んでいくカリキュラムは、他のヨガインストラクター養成スクールと比べても、かなり濃い内容になっています。
それ故に「付いていけるか不安…」と感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、リラヨガのカリキュラムは、20年以上ヨガを学びインストラクターを育成してきた乳井さんの経験をもとに組まれています。
ボリューミーな内容ではありますが、使えないメソッドは削ぎ落としてあります。
また、3段階ステップアップ方式になっていることもあり、「目の前のことをこなしていたら気づいたらヨガを教えていた。」というようなプログラム構成になっているのだそう。
しっかりと学ばずにインストラクターになると、それこそ怪我をしたり・させてしまったり…といった危険を伴うことに繋がります。インストラクターにはならずとも、これらの知識は、自分や周りの人々へ対して一生使えるものとなります。
リラヨガのスクール受講料と受講期間
リラヨガで取得できる2つの資格それぞれのコースで、かかる費用と期間は以下のようになっています。
ヨガエバンジェリスト・コース
- 受講期間:約10ヶ月間
- 受講費用:44万8千円(税込)
(ファンデーション・アドバンス・インテンシブのセット)
メディカルヨガインストラクター養成コース
- 受講期間:約3ヶ月
- 受講費用:20万8千円(税込)
なお、ヨガエバンジェリスト・コースは上記セットでの支払いだけでなく、ファンデーション・アドバンス・インテンシブ、それぞれ受講費を支払っていく形でも大丈夫です。
※上記は執筆時の割引後価格になります。時期によっては金額が違ってきますので、正確な金額はスクールへ直接問い合わせ下さい。
短期コースはないのか?
リラヨガでは、短期集中コースのような手っ取り早く資格を取れるコースは用意されていません。これは、本物のヨガインストラクターを育成したいという、代表である乳井さんの強いこだわりによるものです。
そのため、「とにかく時短で安い費用でヨガインストラクターになりたい」という意識な方には向いていません。
リラヨガは、どこへ出ても恥ずかしくないような質の高いインストラクターになりたい方には、うってつけのスクールと言えます。
リラヨガ卒業後のサポート
ヨガインストラクター養成コース受講後は、資格を取って終わりではありません。
リラヨガでは、全米ヨガアライアンス認定資格の取得後も、生徒をほったらかしにすることなく、継続的にヨガの指導力を向上させていくための様々なサポート講座が用意されています
独立開業から収入をアップさせるためのヨガビジネス講座や、ヨガの本場インド聖地巡礼ツアー、卒業生限定交流会なども開催されています。
また、リラヨガでは、全米ヨガアライアンス認定RYT200の資格が取れる他、日本統合医学協会認定メディカルヨガインストラクターの資格が取れるコースもあります。
これから高齢化社会のピークを迎える日本において、注目の資格になっていますので、ワンランク上のヨガインストラクターを目指すのも良いでしょう。
無料説明会や相談会は随時開催されていて、説明会へ行くと体験レッスンも1回無料で受けることが出来ます。
気軽にスタジオの雰囲気を見たりレッスンを受けに行ってみましょう。
今すぐにインストラクター養成講座を受けるつもりではなくとも、リラヨガは候補に入れるべき養成スクールだと思います。
なぜなら、実際にリラヨガの無料説明会へ参加した結果、一番に強く思ったのは「今後ヨガを学ぶなら、ここの卒業生インストラクターから学びたい!」という事です。
せっかくお金をかけて学ぶのであれば、一流のヨガインストラクターを目指しませんか?
【口コミレポート】リラヨガの体験説明会
ここからは、リラヨガ・インスティテュートの体験説明会へ参加した際の様子をレポートとして記しておきます。
※掲載しているスタジオ内写真は許可を得て撮影しています。
リラヨガのスタジオは、東京都目黒区の学芸大学にあります。
東急東横線なので、都心からはもちろん、川崎や横浜などの神奈川方面からも行きやすい場所です。
学芸大学駅から徒歩1~2分で、方向音痴ぎみの私でも迷うことなくたどり着けました!
1階にヤマトが入っている久留美ビルというビルの3階までエレベーターで上がると、すぐ扉がありリラヨガ・インスティテュートに入ります。
すぐにスタッフの方が更衣室へ案内してくれました。
今回はヨガインストラクター養成スクールの無料説明会ではありますが、持ち物に「動きやすい服」とあったので、体験レッスン等の時と同様、下に運動着を着てきていました。
なので、またも上のワンピースを脱いで、準備完了。
更衣室を出たところがもうスタジオになっていて、既にキレイにマットが並べられていました。(ヨガマットを持っていく必要は無しです)
前面に大きな窓があり開放的で、陽当りの良い、とても雰囲気の良いスタジオです。
ホットヨガだと、どうしてもスタジオが閉鎖的な空間になってしまうので、常温ならではの陽な雰囲気ですね!♪
体験説明会では、リラヨガの代表でもある乳井真介先生が直々に指導してくださり、主に以下のような内容でした。
- 乳井先生の自己紹介~どうしてリラヨガを設立したのか?
- スクールの特徴を説明
- 解剖学ワーク(相反性神経支配)
- 呼吸法ワーク(クンバカ)
- 瞑想法ワーク(内観)
乳井先生は柔らかくも芯のある話し方をされる方で、もはや自己紹介の時点で引き込まれてしまい、お話もとても有意義なものだったのですが、やはりビックリしたのはグループワーク的に始まった指導です。
リラヨガが特に力を入れている解剖学のお話から、「身体の硬い方でも一瞬にして柔らかくなる方法があります」と。体験説明会の中から自称・身体が硬いという方を呼んで、簡単な運動を行うと、本当に一瞬にして柔らかく…これには説明会の参加者みなさんから驚きの声が上がっていました。
一時期ストレッチが流行ったりもしていましたが、無理やり頑張って身体を伸ばすのではなく、解剖学的に理にかなった方法を行うと身体は一瞬で柔らかくなるんですね。
呼吸法や瞑想法のワークも知らない方法だったので、とても楽しかったです。
特に瞑想は、「マインドフルネス」や仏教での「修行」とは違う、ヨガの瞑想法を教えていただきました。(これらがゴッチャになった瞑想法を指導している方が本当に多い)
どうしても「説明会」というと、スクールの情報ばかりを説明されるのかと思っていたのですが、もはやヨガの「指導」というくらい、とても有意義なお話が聞けました。
しかも乳井先生から直々に受けることができて、これで無料では申し訳なくなるくらい内容の濃いものでした。さらに一般のヨガレッスンも1回無料で受けさせていただけます。(レッスンの方の様子は別記事に書きます)
私が参加させていただいた体験説明会にも、遠方から来られたという方がいらっしゃいました。リラヨガの評判は本物のようですね。
リラヨガの説明会では勧誘がある?
勧誘に関しては、全くないと言って良いでしょう。
そもそも、インストラクター養成講座の説明会で勧誘されたことは無いので、勧誘してくるスクールがあるのかどうかは分かりませんが…。
決して安いものではないので、じっくり説明を聞いて、疑問があれば質問や相談をして、「ここで受講したい」と思えたら申し込むというスタンスで良いでしょう。
リラヨガが向いている方はどんな人?
リラヨガの無料説明会は、ヨガに興味がある全ての方にオススメしたいです。
今すぐ受講するつもりではなくとも、本物に拘るリラヨガの理念に触れるだけで、ヨガに対する意識が変わってくると思います。
リラヨガがとても向いていると思うのは以下のような方です。
- 代表の乳井真介先生が好きな方
- ポーズだけでなく、哲学や食事法や解剖学なども本格的に学びたい方
- 少人数制のスクールでしっかり学びたい方
- メディカルヨガインストラクターになりたい方
昨今、ヨガを行っている日本人口が増加し、「ヨガをやっている」という言葉もよく聞くようになりました。こういった背景とともに求められてきたのがヨガインストラクターの存在です。
そして、ヨガ経験者が増えた今、インストラクターには、より高い質が求められる時代になってきています。
同じお金を支払うのであれば、”「とりあえずRYT200は取得している」インストラクター”よりも、”「RYT200を取得していてヨガに関わる本格的な知識もしっかりある」インストラクター”に教わりたいと思うのは当然のことでしょう。
そして今回リラヨガの体験説明会へ参加させていただき、「日本中の全てのヨガインストラクターがココで学べば良いのにな」なんて事を思いました。
そのくらい、「リラヨガでRYT200を取得した」という肩書きは業界では強いものとなるはずです。
インストラクターになりたい方だけでなく、ヨガの本格的な知識を欲している方にオススメできます。
乳井真介先生の著書
今回ですっかり乳井先生のファンになってしまったため、読んでみました。
Amazonレビューが良いのも納得!良書でした。
本質的なヨガに興味を持たれている方にオススメです。これを読んでからリラヨガを受講するかどうか決めても良いと思います。