今年は超猛暑になるとも言われていまして、熱中症対策を促す言葉が飛び交うようになってきました。
こうも酷暑が続くと、できるだけ外出しないようにして「涼しい冷房の中だけで過ごしていたい!」と思ってしまいがちです。「ただでさえ暑い夏にわざわざホットヨガに行く必要があるのか…?」と思うこともあるでしょう。
そこで今回は・・・
真夏でもホットヨガに行く意味ってあるの?
ホットヨガで熱中症になったりしない?
などの疑問にお答えする形で、夏にホットヨガを行う意味や効果と共に、注意点などのデメリットについても、ご説明したいと思います。
真夏にホットヨガやる意味あるの?
真夏になると猛暑日が続くこともあり、熱中症対策ガイドラインなどが学校や職場に張り出され、「不要な外出は控えること」「外で運動することは避ける」等のような警告がされます。
そんな中、わざわざ暑いスタジオでやるホットヨガへ行く意味があるのか?
真夏の外で運動しているのと同じようなものなんじゃないの?
と思いがちですが、実は夏の方がホットヨガによる効果をより感じやすいと言えます。
ホットヨガは高温多湿のスタジオでヨガをやるわけですが、真夏の屋外のような環境なわけではありません。
だから、出てくる汗の質がまるで違います。夏の屋外ではベタベタ、ホットヨガではサラサラの汗が出ます。
つまり真夏でもホットヨガをやる意味はある。というよりも、夏こそホットヨガの効果で身体を整えるべきだと思っています。
しかし、真夏のホットヨガを控えた方が良い方や、気をつけるべきポイントがあったりもしますので、まずは夏にホットヨガをやる上でデメリットとなることを挙げておきます。
真夏のホットヨガを控えた方が良い人
仕事などで日中に外に居ることが多く、さらに既にバテ気味で運動をするような元気が無い場合、ホットヨガに限らず運動全般を控えるべきでしょう。
ただし、ホットヨガで身体の調子を整えることで、夏バテ対策にもなります。
私は、もはや夏の恒例と言って良いほど、毎年必ず夏風邪を引いていたのですが、ホットヨガへ通いはじめてからは、夏だけでなく一度も風邪を引いていません。
ですので、身体を動かすことが出来るくらいの元気があるのでしたら、ホットヨガをすることで体調を整える効果が期待できます。
リラックス系のレッスンプログラムは、運動というよりもストレッチの要素が強いレッスン内容になっていますし、夏場は常温や常温に近い室温でレッスンが行われていたりもします。
夏場に限ったことではありませんが、自身の体調に合わせて、ムリのない運動量のレッスンを、ムリのないように受けるよう心がけましょう。
真夏にホットヨガを行うと熱中症の危険がある?
毎年、真夏になると熱中症対策が叫ばれるようになりました。
熱中症対策として、水をたくさん飲むようにすることの他、ナトリウム(塩分)などのミネラルを補給することが挙げられます。
これは、汗をかくことで水分とナトリウムが体外へ排出され、これらが不足してしまうことで熱中症が引き起こってしまう為です。
現代人は汗をかきにくい人が増えてきていると言われていますが、誰しも夏場に外に居れば汗をかきますし、つい食べやすいサッパリしたものなどを口にしたくなったりと、食生活においても栄養が偏ってしまいがちです。
そんな中でホットヨガを行うと、汗をかき更にナトリウムなどのミネラルが不足してしまい、熱中症のような症状を引き起こしてしまう危険性があります。
ホットヨガのレッスンでは、夏に限らずしっかり水分を摂ることが推奨されていて、レッスン中はインストラクターから水を飲む指示も出ますが、水分が足りないと思ったら指示がなくとも我慢せずに沢山お水を飲むようにしましょう。
夏場のホットヨガでクラクラしてしまったり、熱中症が心配な場合は、ナトリウムなどミネラルが不足している可能性が高いです。
食事から充分なミネラルを補給するのが難しいようであれば、熱中症対策用の飴やタブレットを舐めるなどで対策をしましょう。ホットヨガのレッスンへ向かう道中やレッスン後に舐めておくと良いです。
夏場のホットヨガで熱中症を引き起こしてしまう方は、例えホットヨガへ行かなくても熱中症になりやすくなっているということが言えます。
普段あまり汗をかかないような方ほど熱中症になりやすいので、普段からホットヨガでしっかり汗をかく習慣をつけておけば、熱中症などになり難い強い身体になっていきます。
夏にホットヨガを行うメリット
夏に対しての好き嫌いに関係なく、冬よりも夏のほうが体調を崩しやすいという方は多いと思います。夏風邪、夏バテ、熱中症…と、夏にまつわる不調は多いですよね?
冬場は、外が寒いことにより、体内で身体を温めようとする機能が活発に働きます。
そのため、免疫や代謝は夏よりも冬のほうが強くなります。なので、実はダイエットが成功しやすいのは夏よりも冬なんです。
逆に夏場は、どうしても冷たい食べ物や飲み物を摂取してしまいがちで、夏野菜などは身体を冷やす効果があります。更に室内ではエアコンが寒いくらいに効いていることも多く、身体を冷やしてしまう要因が沢山溢れかえっています。
身体の外側だけならまだしも、身体の中まで冷えてしまうことで、免疫力や代謝が下がってしまい、食欲が落ちることも良くあります。
つまり、冬よりも夏のほうが体調を崩しやすく、かつ栄養を摂取し辛い環境となります。
こういった夏の不調をはねのけるような身体作りに、ホットヨガなどの運動はとても効果があります。
身体が夏の暑さに順応しやすくなる
ホットヨガは、高温多湿に設定されたスタジオで身体への負担が少ない有酸素運動であるヨガを行います。
高温多湿とはいえ、真夏の屋外のジトジトとした不快な暑さとは異なり、効果的に運動をするために適した湿度と温度に設定されています。
こうした環境でヨガを行うと、サラサラとした質の良い汗が排出され、効果的に身体を冷やすことができます。
体力が付くことと、暑い環境で効果的に毒素を排出するような汗がかけるようになってくることで、夏場の暑さへの免疫力が付いてきます。
夏バテ予防になる
真夏に罹りやすい不調の一つでもある夏バテ。
うだるような暑さが続くと、食欲もなくなり何もやる気がなくなり、あまり食べられないことから、どんどん体力が無くなってくる…という悪循環に陥りやすい病でもあります。
夏バテの主な症状は、疲れと代謝の低下が挙げられます。
人間の身体は、暑い所へ行くと汗をかくなどして体温を下げようとし、寒い所へ行くと体温が下がらないように調節するような機能が自然と備わっています。この体温調節が行われるたび、体内のエネルギーを消耗させることで疲労を伴います。
夏は、屋外が暑く室内が寒いため、かなりの寒暖差を一日のうちに何度も浴びることになり、それが疲労となって出てしまうのです。
また、夏場は、どうしても冷たい飲み物や食べ物を口にしたくなるため、内蔵までもが冷えやすくなっています。内蔵が冷えてしまうと、消化器などの内臓機能も低下してしまうため、食欲も無くなっていきます。
これら夏バテの原因となる、寒暖差への対応力や、冷えの改善として、ホットヨガが効果を発揮します。
夏風邪を引きにくくなる
内臓機能が低下する=免疫力や代謝の低下にもなりますので、夏は風邪を引きやすいとも言えます。
ホットヨガの効果として、「風邪を引かなくなった」という口コミはとても多く見られます。
これは管理人自身も強く実感していることで、毎年必ず夏風邪を引いていたのが、ホットヨガへ通い始めてからは、冬も夏も風邪を引いていません。
先程の、夏バテ予防と重なるのですが、ホットヨガを行うことで免疫力や代謝が上がり、結果として風邪を引きにくい強い身体になっていくためです。
【まとめ】夏こそ感じるホットヨガの効果
以上、夏にホットヨガをやることで、デメリットとなる注意点、メリットとなる効果的な点、両方をご紹介しました。
夏は特に注意すべき点こそありますが、これはホットヨガに限らずどんな運動でも言えることですし、ヨガは基本的に身体への負担が少ない運動ですので、危険性としては極めて低いと言って良いでしょう。
むしろ免疫や代謝が下がりやすい夏場こそ、ホットヨガの効果を感じやすいといえます。
また、ホットヨガスタジオは、その日の外の気温や湿度やレッスン内容によっても、室温や湿度が適宜調節されています。
私は夏の炎天下も苦手ですが、寒がりなためエアコンでガンガンに冷えた室内も凄く苦手です。なので、夏場はホットヨガスタジオの環境が最も心地良いとさえ感じています。
確かに、スタジオへ行くまでの間だとかが億劫だなーと感じる時はあります。
けれど、そんな外へ出るのが億劫な気持ちをも改善してくれるのがホットヨガ。
個人的には、ホットヨガ後の爽快感は、冬以上に夏のほうが強いです。
レッスン後は、外の暑さもヘッチャラになるくらい元気が出ます!
真夏も出来る限りホットヨガをやることで、夏の暑さに負けない強い身体と心づくりを目指しましょう\(^o^)/